
インスタのキャプションって何を書けばいいの?



キャプションで何を意識すべきか知りたい
画像や動画などのコンテンツがメインのインスタにおいては、おまけのように捉えられがちなキャプションですが、実は非常に重要な役割を果たしています。ところが、「どう書けば投稿を伸ばせるようになるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、この記事では、インスタのキャプションを使いこなすためのポイントを徹底的に解説します。
- インスタのキャプションの基本ルール
- キャプションを書くメリット
- キャプションを書くときのポイント
- 実例とテンプレート



キャプションを活用して濃いファンを獲得し、商品販売やアフィリエイトで売上を伸ばしていきたい方は、ぜひ最後までお読みください。
インスタのキャプションとは?基本のルールとどこから確認できるかを解説


インスタのキャプションとは投稿の下部に表示される説明文のことです。
- フィード投稿
- リール
- ストーリーズ
投稿の種類によって表示のされ方とルールが少しずつ異なります。そこで、こちらではそれぞれの基本ルールと確認方法を解説していきます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 投稿のキャプション
フィード投稿のキャプションの基本ルールは以下のとおりです。
- 上限は2,200文字
- ハッシュタグは30個まで
- メンションは10件まで
- キャプション内のURLはリンク化されない
また、タイムライン上では冒頭の30〜40文字程度しか表示されません。以降は「続きを読む」をタップしないと全文が読めない仕様になっています。




投稿後も右上の「…」をタップすると、いつでも変更できます。
2. リール動画のキャプション
リール動画のキャプションルールは、基本的にはフィード投稿と同じです。表示のされ方のみ少し異なるので、確認しましょう。




キャプションは1行のみ表示され、タップするとリール動画に被さるように全文が表示されます。
3. ストーリーズのキャプション
ストーリーズでは、フィード投稿やリールよりも後になってキャプションが実装されました。文字数は120字までと短く、ストーリーズの下部に表示されます。
そのまま見える文字数は20字弱で、ストーリーズを表示してから少し間をおいてから浮かび上がるのが特徴です。
今まではストーリーズにテキストを載せたいときは編集時に配置する必要がありましたが、キャプション機能の実装により選択肢が広がりました。表示できる文章量が少ない点のみ、注意しましょう。



キャプションをうまく活用すれば、より情報が濃い投稿を作成できます。
投稿の種類によって文字数や表示方法が異なる点には注意しましょう。
インスタのキャプションを書く3つのメリット


「インスタのキャプションってどうやって活用すれば良いの?」という方のために、こちらでは書くことで得られる3つのメリットを解説します。
- 情報を補足できる
- ユーザーに見つかりやすくなる
- 属人性を出しやすい
「面倒だから書かなくてもいいかな?」と思っている方にはぜひ確認してほしい内容です。それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. 情報を補足できる
インスタは画像や動画がメインになるため、伝えられる情報量が少なくなりがちです。文章を投稿に詰め込みすぎると、見にくくなりユーザーの興味を惹きつけられません。
そのため、細かな情報を伝えて有益性を高めたい場合は、キャプションをうまく活用することが効果的です。以下のような情報を詳しく語りたい場合は、キャプションを使ってみましょう。
- 写真に写っているものの詳細情報
- 投稿の背景
- 使用方法
ユーザーが知りたい情報を詳しく伝えることで、エンゲージメントアップも狙えます。
2. ユーザーに見つかりやすくなる
キャプションにハッシュタグと、検索されやすいキーワードを含めることで、ユーザーから見つかる確率が上がります。
とくにキーワードをキャプションに盛り込むことで、Googleなど外部のサイトからの検索に引っかかることにもつながるため、非常に効果的です。
新しいフォロワーとの出会いのきっかけを作るためにも、キャプションは作り込むようにしましょう。
3. 属人性を出しやすい
キャプションでは投稿者のキャラクターが伝わりやすいため、フォロワーに親近感を持ってもらうためにも有効です。写真や動画だけでは伝わらない人柄や深い考えを伝えられるでしょう。
親近感を持ってもらうことはファン化に非常に重要です。長期的に続く関係を築くためにも、フォロワーにキャラクターを伝えていきましょう。



インスタで濃いファンを獲得するためには、自分の想いをしっかり伝えることが大切です。画像や動画では伝えきれない想いは、キャプションで補足するようにしましょう。
【完全版】インスタのキャプションのポイント10選


「具体的にキャプションってどんなことを意識すればよいの?」という方のために、こちらではポイントを解説します。
- 1行目にこだわる
- 一文を短くする
- 適度に改行する
- 絵文字を適度に使う
- 漢字が多くなりすぎないようにする
- ユーザーのアクションを促す
- 人間らしさを出す
- 適切なハッシュタグをつける
- 付加価値のある内容にする
- コメントを促すような内容にする
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. 1行目にこだわる
すべての種類のキャプションで、最初から全文が表示されることはありません。冒頭の一部のみが表示されます。
とくにキャプションが重要な役割を果たすフィード投稿やリールではタイムラインで目を止めてもらうためにも、最初の一文にこだわるようにしましょう。
問いかけや驚きの表現など、感情に訴える言葉を使ってユーザーの興味を引き、「続きを読みたい」と思ってもらえる書き出しにするのがおすすめです。
2. 一文を短くする
インスタは視覚的な投稿がメインということもあり、あまりにも長く複雑な文章は受け入れられにくいです。そのため、一文は短く簡潔に、読みやすい文章にすることを心がけましょう。
スマホの小さな画面でも読みやすい文章かどうかを常に意識するのがおすすめです。1つの文章につき1つのメッセージを伝えられる構成にすると、内容が適切に伝わります。
3. 適度に改行する
文章が詰まっていると読みにくいため、2〜3文ごとに改行を挟み、適度な余白を作るようにしましょう。改行による余白は重要な部分を目立たせることにも効果的です。
適度に改行されている方が視覚的にも整って見えるので、ユーザーに好印象を与えられます。
4. 絵文字を適度に使う
絵文字は文章の中でアクセントとなり、目を引く効果があります。感情やニュアンスを伝えやすくなり、親しみやすい印象を与えられるでしょう。
また、文章を整理するために使うこともでき、文頭や箇条書きのマークとして使うと構造が一目でわかります。使いすぎると本当に大事なことが伝わらなかったり、読みにくくなったりしてしまうので、適度な頻度で使うことが重要です。
5. 漢字が多くなりすぎないようにする
漢字ばかりの文章は、堅苦しく読みにくい印象を与えてしまいます。ひらがな・カタカナとバランスを取るようにしましょう。
ひらがなやカタカナが多すぎても読みにくいので「漢字3:ひらがな・カタカナ7」の割合を目指すのがおすすめです。視覚的にも文字が詰まっているように見えず、読みやすくなります。
6. ユーザーのアクションを促す
キャプションの最後には、必ず以下のようにユーザーに何らかのアクションを促す文言を入れましょう。
- 「プロフィールのリンクをチェック」
- 「コメントで教えてください」
具体的に次の行動へ誘導することで、エンゲージメントを高められます。ただし、押し付けがましくならないよう、自然な流れで促すことが大切です。
アンケート機能やお題に参加機能を使い、ユーザーとコミュニケーションが取れるようなキャプションを意識してみるのもおすすめです。
7. 人間らしさを出す
ユーザーに親近感を持ってもらうためにも、キャプションを使って人間らしさを出していきましょう。とくに最近はインスタの発信者も増えているため、「あなたらしい」キャラクターをどれだけ伝えられるかはとても重要です。
アカウントのコンセプトに合ったキャラクターを、ブレないように伝えていきましょう。ときには失敗談や苦労話を交えることで、より身近な存在として感じてもらえます。
8. 適切なハッシュタグをつける
ハッシュタグは、新しいフォロワーを獲得するためにかなり重要です。投稿内容と関連性の高いハッシュタグを選び、適切な数をつけるようにしましょう。
ハッシュタグはインスタに投稿内容のジャンルを教える役割を果たすため、適切に活用することでアルゴリズム上も有利になります。ハッシュタグのボリュームを調査し、バランスよく10個前後つけるのがおすすめです。
9. 付加価値のある内容にする
写真だけでは伝えきれない、以下のような情報は、積極的にキャプションで伝えるようにしましょう。
- 知識
- 小ネタ
- 背景情報
- ハウツー
ユーザーが「保存」したくなるような、後で見返したくなるキャプションが理想的です。自然とシェアも促せるため、投稿のエンゲージメントアップも狙えます。
ユーザーの立場に立って、価値を感じる内容を考えましょう。
10. コメントを促すような内容にする
エンゲージメントを最大化するためにもキャプションは大きな役割を果たします。たとえば「あなたはどう思いますか?」などの質問形式は、双方向のコミュニケーションを促せるので、コメント数アップに効果的です。
ユーザーが答えやすい質問を投げかけたり、思わず突っ込みたくなってしまう内容にしたりと工夫すると、エンゲージメント率が大幅に向上します。
コメントでのやり取りを通じて、より深いつながりを築くことができるでしょう。
【反応率UP】インスタのキャプションの3つのテンプレと事例を紹介


「実際どんな風にキャプションを書けばいいの?」という方のために、こちらでは株式会社Levelaが運営しているインスタスクール「SnsClub」の生徒から、実際のキャプションの事例とテンプレートを紹介します。



フォロワー1万人超のインフルエンサーが行っている成功事例なので、ぜひ参考にしてみてください。
1. ゆりなさん(@yurina_diet.recipe)
ダイエットレシピを中心に投稿しているゆりな(@yurina_diet.recipe)さんは、レシピと作り方をわかりやすくキャプションで伝えています。


①@ユーザーネーム←魅力的な自己紹介
②保存&フォローを促す方法
ーーーーー(見やすいように区切りと余白を作る)ーーーーー
③材料
④レシピ(動画では伝えきれない細かいところまで補足)
材料やレシピの紹介では、投稿で伝えきれないところまで情報をカバーし、適度にゆりなさん自身のキャラクターが伝わるようなコメントが挟まれています。
2. みおさん(@cafe_cobamio)
兵庫の魅力をvlog形式で発信しているみお(@cafe_cobamio)さん。人間性が伝わる、楽しげなキャプションと自然なアクションの促し方で、ユーザーが親近感を感じやすい雰囲気です。




①自己紹介→アカウント名
②動画の要約
↓
ーーーーー(区切ることで重要な情報を目立たせる)ーーーーーー
③動画で行ったお店のアカウントやHPなど有益情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
④動画の情報深掘りと人間性の伝わるコメント
⑤保存&コメントを促す文章
誰でも同じスケジュールでみおさんと同じスポットを巡れるよう、丁寧にキャプションで補足しています。お店のアカウントや各スポットの感想を、細かくシェアすることで付加価値をつけているキャプションだと言えるでしょう。
3. ななさん(@nana7_recipe)
家族が喜ぶ、おいしくて簡単なレシピを紹介しているなな(@nana7_recipe)さんは、絵文字をうまく活用しています。読みやすく、かわいらしい雰囲気のキャプションが特徴です。


①保存を促す文章
②動画を一言で表す、魅力的なキャッチフレーズ
③有益情報を箇条書き(絵文字をうまく活用する)
④レシピの補足
⑤コメントを促す文章
印象に残る言葉選びがされていて、作りたい!と思いやすく、行動にも移しやすいです。
インスタのキャプションを最大限活用しよう
インスタのキャプションは、最大限活用することで、投稿の有益性を格段に高められます。「何を書いたらいいのかわからない」「いつもキャプションを書くのに時間がかかってしまう」という方は、一度プロの意見を聞いてみるのもおすすめです。